仲里 尚英  なかざと なおひで

難聴を克服し沖縄県内でただ一人の、

オカリナプロ演奏者として活躍中。


那覇市辻で育ち、幼くしてロック、ジャズ、クラシックなどを聴いて 音楽的感覚を身につけた。
高校卒業後、市内のスナックでギターや管楽器の演奏を続けていたが、 突然耳鳴りがして、右耳がまったく聞こえなくなるという難病に襲われ 好きな音楽を断念する。
自暴自棄に陥っていた仲里さんを救ったのは、たまたま視たテレビの一シーン。
それは全身マヒ障害者のバンド演奏シーンだった。
「感動で涙が止まらなかった。投げやりになっていた自分が情けなかった。」
と 一念発起し独学でオカリナに挑戦。やさしいハーモニーと詩情豊かな 音色で 人の心を引き付けるオカリナに熱中し虜になる。県内の障害者施設や リゾートホテルなど、さらには全国各地からの演奏依頼も後を絶たない。

平成3年、那覇市民会館で行われた「アースデー」にはゲストとして加藤登紀子 さんらと共演。

(『琉球新報』転載。)

Live Bar 「茶色の小びん」     

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